メモ
菅野和夫教授の『労働法』(弘文堂)の記述の変遷。記述の仕方が変わったり、書き足しがあった場合は太字下線を付した。若干のコメントも付す。 菅野和夫『労働法』初版(1985年 弘文堂)220頁 (4)法所定の計算方法によらない割増賃金 割増賃金の…
菅野和夫教授『労働法』などで、裁判例が固定残業代を認めた代表例とされる関西ソニー販売事件だが、実は、各種の書物で引用されない大阪高裁判決(大阪高判平成元年9月29日)がある。私が発見したものである。元々、『労働判例』に掲載された判決文で別…
ウェストロージャパンで、『労働判例』に掲載されていない(気がする)固定残業代の裁判例を発見したので、メモ。下線は私が付したもの。特徴は、45時間分の固定残業代の合意の存在を認めながら、超過分清算実態の無い固定残業代の合意を無効とした点と、…